ヴェリタ日記

1児の父、大手企業勤務、30代サラリーマンが「本当の自分像」を探すをテーマに日常思ったことを本音で語るブログです。Verita(ヴェリタ)はイタリア語で真実の意味で、本ブログ管理人のペンネームです。

P/PCバランスを意識して人間関係を気づく

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人間関係

人間関係ってつくづく自分の幸福感と直結するよなぁと考えている当ブログ管理人のVerita(ヴェリタ)です。
 
突然ですがP/PCバランスってご存知ですか?
有名な「7つの習慣」で提唱されている概念なのですがP(Production)は結果、PC(Production Capability)は結果を生み出す能力や資源のことを指します。
よく例えられるのが、金の卵を生むガチョウの話です。金の卵は高く売れるので、手に入れたい結果(P)です。一方でガチョウは、金の卵を生んでくれるので結果を生み出す能力(PC)ですよね。
ここでガチョウが1週間に1個金の卵を生んでくれるとします。早く結果(P)を手に入れることばかりに注目すると、待ちきれずガチョウの腹を切って金の卵を取り出そうとしてしまいます。1日1個ガチョウが
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、例えば、試験で高得点(P)を手に入れたいから、徹夜で試験勉強をすることはありませんか?自分の身体という結果を生み出す最高の資源(PC)を犠牲にして、試験での高得点(P)に注力してしまっています。もちろん結果(P)を手に入れることは重要ですが、それだけでダメです。要はPとPCのバランスが大事だということです。
 
私は、P/PCバランスを人間関係に適用したいと考えています。
上の例で何となくPとPCの意味合いが掴めたかと思いますが、自分なりにさらに単純化すると、Pは短期的な視点、PCは長期的な視点で物事を捉えることだと思います。
すぐに結果を出すことと、将来を見据えて準備すること、その両者のバランスです。
僕の場合、人間関係においては、すぐに結果を出そうとしたり、その場の感情に流されて、ほとんど無意識に
・相手の話を遮って、自分の話をしてしまったり
・自分の都合を押し付けてしまったり
してしまっているなと思うことがあります。要は長期的な視点が抜けやすいのです。
冷静になって考えられるときは、
・相手の話をよく聞くことが大事だな
・思いやりを持って人と接しよう
と考えられているのにも関わらずです。
人それぞれ分野によっても両者のバランスは異なってくると思いますが、僕の場合は人間関係において、いざ実践になると短期的な視点で物事を捉えがちです。
 
前者を続けた結果待っているのは、当然
・人間関係の悪化
・信頼の失墜
・協力を得られない
などです。かと言って、長期的視点ばかりでは、慎重になりすぎて話が進展しなかったり、自分の意見を主張することをためらってしまうこともありえます。
だからP/PCのバランス、両者の折り合いを付けながら行動を決めていくことが大切なのです。
 
今日のブログを書いて思ったのは、自分の場合、お金や健康面ではある程度長期的な目線を持って、貯金や投資をしたり運動ができているのに対して、
人間関係については長期的視点が足りず、その場の感情に流された行動をとってしまっているということでした。
人それぞれ、各分野でP/PCバランスに偏りがあると思うので、これを機会に自分のスタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
本当の自分を見つけるヒントになるかもしれません。