ヴェリタ日記

1児の父、大手企業勤務、30代サラリーマンが「本当の自分像」を探すをテーマに日常思ったことを本音で語るブログです。Verita(ヴェリタ)はイタリア語で真実の意味で、本ブログ管理人のペンネームです。

インバスケット試験の攻略

現在インバスケット試験を受ける環境下にある当ブログ管理人のVerita(ヴェリタ)です。
 
インバスケット試験ってご存知ですか?
未処理案件を制限時間内に片付けていく情報処理能力が問われる試験です。
時間内に複雑な情報処理を遂行する力が問われるわけなんですが、人間焦るとロクなことがないですよね。
複雑な問題文、時間制限があるという状況は、いかにも焦りを誘発しますよね。なのでいつも私は試験で焦ってしまいます。。
緊張からくるものとはまた違うパニック状態に陥る感じです。特に、私の受けるインバスケット試験は設問ごとに後戻りができず時間制限が特に厳しいこともあり、パニック状態になり時間をロスしてしまうと解答を進める上で命取りになってしまいます。
集中力を上手くコントロールして、ピークパフォーマンスを維持しなけがら焦ることなく問題に取り組む方法を模索していました。
なかなか良い結果が出ていなかった私なのですが、最近それを乗り越えるコツみたいなものが見えてきたので共有します。
 
大事なのは、フォーカスすべき対象を一つに定めること、シンプル化すること、です。
 
パニック状態に陥っているとき、「早く解かなきゃ」、「問題分を把握しなきゃ」、「ドンドン読み進めなきゃ」とあれもこれもと次々とタスクが頭を駆け巡ってしまっています。すると集中の対象がふっと消えて、やるべきことを失ってしまう状態が訪れます。
日常であれば、一度落ち着こうとなって、紙にでも書き出すことで少しずつ落ち着いて行くものですが、試験中はそんな悠長なことはしてられません。
そこで考えたのが、パニックに陥りそうになったら、すぐに脳内へ「やるべきことは何か?」を問う方法です。何を言っているのか?と思うかもしれませんがこうすると何かしら脳内が解答をだしてきます。そうしたらすぐにそこにフォーカスします。もちろんこれらの過程は声には出さずにあくまでも頭の中で行います。少し時間のロスはあるかもしれませんが一度集中状態に持ってきてしまえばそのロスは十分に取り戻せます。いち早く脳内に問いかけ集中すべき対象を一つに定めることが必要です。複雑に見えていた問題から、まずは一つシンプルな一面が顔を出してきます。すると次にフォーカスすべきことが自然と見えてきます。こうして次々に複雑だったものが徐々にシンプル化していく形です。この過程で脳は集中状態を取り戻していきます。複雑だった事象が一つずつシンプルになっていき、やがては落ち着きを取り戻し、全体を捉えた俯瞰的な見方、通常の見方ができるようになっていきます。
 
言葉だけでは伝えにくいですが、パニック状態に陥ったときのとっさの応急処置として有効だと思うので是非活用してみて下さい。